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★8のつく日は”あらめ”

私の生まれ育った 祇園 の家は、おみやげやさんでした。

私の生まれる少し前までは、家で八ツ橋も製造していました。すはまだんとも作ってました。いわゆる商家という所。

京都の商家では、8の付く日あらめを食べる習慣があります。
商売繁盛を祈願して・・らしいのですけど、とくに28日はおばあちゃんがいつもあらめを炊いて神棚にお供えしたはりました。

小さな頃からの習慣というのは意外と身に沁みているというか・・・我が家でも"8"の付く日は結構あらめを炊きます。商家ではないのですけれどね。

いつもはオーソドックスに、おあげさんとかにんじんとかこんにゃくとかちくわとか・・・そんなものを入れて作るのですが、今日は目先をかえて、サラダ風にしてみました。

あらめの白ワインビネガーサラダ
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野菜は大根、にんじん、玉ねぎ、ブロッコリー、きゅうり、えのきだけ・・・・要するに冷蔵庫に余っていたお野菜をどんと入れて作った、冷蔵庫お掃除メニュー。

ドレッシングはアンチョビとオリーブオイルを火にかけてアンチョビを溶かしたところに、ワインビネガーやお醤油、塩、胡椒を入れ、暑いうちにサラダと混ぜて仕上ます。全部混ざったら

みょうが

をアクセントに加えて。ゴマをかけて出来上がり。

京都でフランスおそうざい・・・というタイトルのこのブログ。でもフランス人は海草はまず食べません。
自然食品店では結構わかめとかも見かけるようになりましたが、ひじきとかは見た目でNGらしいです。

一度フランス人のお友達に出したら

"海草??たべるの??海草ってさぁ、海にいったら足に引っ掛かるだけの無用なもんじゃん!!”

といわれたことがありました。

ひじきはヨードが多すぎる・・・とかでフランスでは輸入禁止になっていたので、向こうに住んでいる頃は
里帰りの時にせっせと"密輸"していたのでした。体にすごくいいのにね~~~。

今日はこれと
蒸し鶏のゴマソース
★8のつく日は”あらめ”_d0175277_0292893.jpg


ゴマソースには今流行の"食べるラー油”を入れて辛口にしました。蒸し鶏から出た肉汁、卵黄、しょうゆ、砂糖、しょうが、ニンニク、ネギ

を入れたらもう絶対にビール!!という味になりました。ふらんすおそうざいって感じではありませんね。(笑)

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by parismaman | 2010-06-29 00:27 | 前菜系